坂本龍一コンサートをコンセプトに、音楽、譜面から起こした唐紙作品、肖像画、コンサートで実際に使用している愛用のお香を同梱。
ボックスには会場の雰囲気が詰まっています。

日本未公開映画を含め2019年に坂本龍一が制作した音源をアナログ盤でお届けします。

このボックス購入者しか入手できない限定書き下ろし曲を１曲収録（７インチ盤）。

坂本龍一肖像の細密画と本人が書いた譜面から起こした唐紙作品のモチーフプリント、愛好しているお香を同梱し、坂本龍一を身近に感じられるボックスになっています。

限定200組。


＜BOXの唐紙＞
外箱には・柾目（まさめ）文様を採用し、音楽の時間の流れを年輪で表現しています。
削り出した自然な木目線の揺らぎ、線の強弱、抜け（欠け）はリズム（音）を感じ、また五線譜を想像させます。
坂本龍一の自然への愛情もそこには表されています。


＜直筆譜面から起こした唐紙作品＞
製作：かみ添　http://kamisoe.com
今回製作した唐紙は、坂本龍一氏の直筆譜面から版木を起こし、「型押し」と言われる古典印刷技術で製作した作品。
素材：越前鳥の子紙
染め：雲母（花崗岩より精製したパール色の顔料）
摺り：胡粉（牡蠣、蛤、帆立なのどの貝殻から精製した白色顔料）

『唐紙』は、平安時代には文字を書く為の詠草料紙として用いられ、鎌倉、室町時代の頃からは建築様式の変化に伴い、衝立や屏風、襖や壁紙などの室内装飾に用いられるようになり、江戸時代には、一斉に唐紙は普及し、武家や公家、茶人、商人、町家など…さまざまな場において趣味趣向を反映し人々の暮らしを彩ることとなり、現在も室内装飾の伝統工芸品として伝え続けられています。


＜坂本龍一肖像の細密画複製＞
描画：KO JIMAN
(C)Pierre Even (オリジナル写真の撮影者)
坂本龍一のポートレートをもとに韓国の画家が描写した鉛筆画をもとに複製しました。


＜お香＞　
お香製造：松榮堂　https://www.shoyeido.co.jp/about/eco.html
坂本龍一が長年愛用している京都で300年前に創業した松栄堂さんのお香。
コンサート前の楽屋やステージ上など松栄堂さんのお香がかかせません。
高雅な香りを有するといわれる伽羅を材料に調製された「正覚」をはじめ、高級沈香・白檀の個性を最大限に引き出した3種類の高級線香をご用意しました。
・正覚 4本
・南薫 4本
・王奢香 12本

香立製作：渡辺遼　http://www.ryo-watanabe.net
素材：真鍮・黒染仕上げ

渡辺遼
金工作家。武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科卒業後、鉄工所勤務を経て、金属を用いたオブジェ作品の制作を始める。さまざまな金属が持つ固有の表情を抽出し、フォルムは自然物のような趣をたたえた作品を制作・発表している。


アートワーク：嘉戸浩
アートディレクション+デザイン：新保慶太+新保美沙子（smbetsmb）
印刷：山田写真製版所
レコードプレス：東洋化成
マスタリング：Heba Kadry
カッティング：小鐵徹（JVCケンウッド・クリエイティブメディア）