
- In stock
- Inventory on the way
Regular price¥7,700
¥7,700
/
予約数量限定特典
商品番号:RZJM-67343X
発売日:2026年3月11日
- 発送予定日:発売日までのご購入:発売日当日までに発送 / 発売日以降のご購入:1~4営業日で発送
- 重要なお知らせ
- ※こちらの商品は数に限りがあり、予定枚数に達し次第、当サイトでの販売は終了させて頂きますので予めご了承ください。
特典
特典
・オリジナルポストカード(1枚)
※一部の店舗やECサイトでお付けしているものと同様になります。
商品説明
1962年に仲代達矢主演の『切腹』として映画化された滝口康彦の小説『異聞浪人記』を、三池崇史監督がリメイクした2011年公開の時代劇映画で、海外向けのタイトルは『Harakiri: death of a samurai』。困窮した生活と武士としての面目との矛盾・葛藤が、哀愁を帯びたメインテーマのメロディで見事に描き出されている。メインテーマはストリングスやピアノ、オーボエなどさまざまな楽器によって奏でられ、シーンごとそれぞれに違う影を落としていく。変奏によって楽曲にさまざまな側面が与えられていくという、映画音楽ならではの楽しみを存分に味わうことができる作品だ。メインテーマ以外の曲では、切腹シーンで流れる「Harakiri 切腹」でのロングトーンのストリングスの緊張感、続いて流れる「No Way Out 逃げられない」でのバイオリンの高域の絶望感など、シーンに緊迫感をもたらす楽曲が多い。そこにピアノの音が弱音で、時折内部奏法も交えながら、不協和音すれすれの音塊として投げ込まれていくさまは、アレンジというよりサウンドデザイン的な妙を感じる。時代劇ということもあり、幾つかの曲で和楽器もフィーチャーされている点も本作の特徴だ。「God of Death 死神」で聴ける太鼓は亀井広忠、田中傳左衛門、田中傳次郎の三兄弟による三響會によるもので、効果音のようにも、そして4つ打ちキックのようにも聴こえるなど、雰囲気作りに一役買っている。また「Losing 喪失」での東野珠実による笙の響きも印象的だ。一方で村治佳織のアコースティックギターをフィーチャーした曲もあり、倍音の整った美しい音色が和楽器と良い対比を成している。多種多様の響きが散りばめられるアルバムの中、白眉は「In the Courtyard 中庭にて」だ。アンビエントテイストのシンセが背景を構築する中、シンセか生か判別のつかないパーカッション、尺八を想起させる息漏れの多いフルートなど、ノイズ成分の多い音で描かれる空間は素晴らしい。重苦しい話を煽りすぎることなく、端正に寄り添う音楽で彩った本作は、まさに手練れの仕業である。
収録内容
SIDE A01. Harakiri Opening
02. Pride of Samurai 武士の面目
03. Harakiri 切腹
04. No Way Out 逃げられない
05. What for? 何しに来た?
SIDE B
01. Small Happiness 小さな幸福
02. Fishing 釣り
03. Private Elementary School 寺小屋
04. Mother and Baby 母と子
05. God of Death 死神
SIDE C
01. Losing 喪失
02. Wake Up 我にかえる
03. Sweets 菓子
04. In the Courtyard 中庭にて
SIDE D
01. No Topknots 髷がない
02. The Red Armor 赤備え
03. Reminiscence 回想
04. Harakiri Endroll
- 【ご購入時の注意事項】
- ※「通常商品」について、発送予定日が異なる複数の商品を一度にご購入の場合、入荷の遅い商品を待ってからまとめて発送となります。
- ※ショッピングカート内の商品は、「予約商品」と「通常商品」を同時購入することはできません。また、「予約商品」であっても「商品発売日」が異なる場合も同時に購入することができません。別々にご注文下さい。
- ※商品数には限りがありますので、在庫がなくなり次第、販売終了とさせていただきます。
- ※商品画像はイメージです。実際の商品とは多少異なる場合がございますのでご了承ください。
- ※商品を購入する際の許可や規制、通関のルールは、国・地域によって異なります。必ずご自身でご確認の上、ご購入ください。これらが理由によるキャンセルはご対応しかねますので、予めご了承ください。
- ※最終の価格はチェックアウト画面でご確認ください。